金融商品取引法（J-SOX）の要請を契機に構築された内部統制をしっかりと社内に定着させ、実効性の高いコーポレートガバナンスを実現し、さらにはESGやSDGs（持続可能な開発目標）といった非財務目標の達成につなげることは、先進的な企業に求められる責任です。
財務報告の信頼性向上に加え、ビジネス視点でのリスクに対して効果的かつ効率的な内部統制を構築するために、当社は豊富な経験と専門的なノウハウを最大限に活かします。
企業の業種や規模、さらには特有のビジネス環境を十分に理解した上で、最適な内部統制もしくはコーポレートガバナンスの設計を提案することで、経営基盤の強化に貢献します。
01/上場準備会社における
J-SOX支援
上場を目指す企業に対し、J-SOXの要請に適合する内部統制の整備を包括的に支援します。
企業の現状の業務プロセスや財務報告の仕組みを詳細に分析し、ギャップを特定した上で、必要な統制フレームワークやプロセスの設計、業務の見直しを行い、法令に適合した内部統制を構築します。
また上場に向けた各ステップで企業が直面する課題として、リスク管理、コンプライアンス、内部監査体制の構築についても専門的なサポートを提供し、スムーズな上場プロセスを実現するとともに、上場後の安定的な経営基盤の運営まで、伴走します。
02/内部統制評価の
アウトソース・コソース
本業に集中したい企業やリソース・ノウハウが不足する企業に向けて、内部統制の評価やテストを、完全なアウトソースもしくは貴社人材とのコソースという形態で、柔軟・効果的に支援しています。内部統制のテスト計画の策定から、実際のテストの実施、結果の分析・報告書の作成、改善提案まで、ワンストップで、もしくは必要な部分を適宜サポートします。
当社の経験豊富な専門家がテストの工程に関与することで、効率的かつ精度の高い結果を提供し、会社の成長につなげることが可能です。
03/業務プロセス統制の
構築・改善・評価支援および
コスト削減見直し
業務プロセスの効率化、品質向上、そしてコスト削減を目指し、各業務プロセスの設計や見直しを包括的に支援します。
現行の業務フローを詳細に分析し、重複や無駄な手順を徹底的に排除することで、コストの最適化を図りながら、効率的かつ効果的なプロセスと統制の設計を行います。
また、業務全体におけるリスクの特定と軽減に重点を置き、潜在的なリスクに対応するための統制手段を整備することで、組織全体のリスク管理とプロセスの信頼性向上を実現します。
04/海外子会社の
J-SOX対応支援
海外子会社の設立や運営に際して、J-SOXの要請に適合した内部統制の導入をサポートします。
親会社との整合性を保ちながら、グローバルに統一された統制フレームワークを導入し、グループ全体で一貫したリスク管理を実現できるよう支援します。
また、現地の法規制や業務環境を考慮し、特有のリスクに対応する柔軟で効果的な統制プロセスを構築します。
さらに、現地スタッフ向けの研修やその他コミュニケーションのサポートを提供することで、内部統制の円滑な導入と運用を支援します。
05/会社規程の整備・見直し支援
各種規程（例：経理規程、コンプライアンス規程、マニュアルなど）について、新規に整備する、もしくは最新の法令や業界基準、経営方針や業務実態に適合するように改訂・改善を行うサポートを行います。
これにより、法令遵守や業務の効率化を図り、社員が理解しやすく、従いやすい規程体系を整備し、内部統制の強化やリスク低減、企業全体のコンプライアンス向上にも寄与します。
06/全社統制の
構築・改善・評価支援
企業やグループ全体にわたる管理体制を見直し、効果的な内部統制の枠組みの構築と運用をサポートします。
全社的なリスク管理やコンプライアンス（法令順守）体制を強化し、組織全体の安定と信頼性を高めます。内部統制が確実に機能するように管理体制を見直すことで、経営戦略に沿った透明性のある運営を支援します。
経営層から現場レベルまで統制意識を共有し、企業全体が一体となって健全で持続可能な経営基盤を築くことを目指します。
07/会社法で求められる
内部統制システム構築・改善・評価支援
取締役会の責任の明確化や業務執行の効率性、法令遵守、情報の適切な管理を含め、企業経営の透明性と健全性を確保するための内部統制システムの構築を支援します。
会社の規模や成長にあわせて、必要に応じて、追加の社内の規程や手順を整備し、法的リスクを低減しながら経営の効率化と透明性を図り、取締役会と監査役のガバナンス体制を強化し、持続可能な成長を支える基盤の整備を実現します。
08/コーポレートガバナンスコード対応支援
コーポレートガバナンスコードの要求事項に基づき、透明性と公平性を重視した統制環境の整備・改善をサポートし、企業価値の向上を目指します。
特に、取締役会の独立性や役割の強化、株主との対話の促進を通じて、ESG（環境・社会・ガバナンス）およびSDGs（持続可能な開発目標）への取り組みを加速させます。
これにより、持続可能な企業経営を支援し、長期的な成長と社会的責任の両立を目指します。
事例紹介
Case Studies
